シーン遷移とアクション
物語や選択肢、謎解きなど、すべてのシーンにおいて、そのシーンが終わった後に「何をするか」を設定する必要があります。 これを「完了時のアクション (Transition)」または「正解時のアクション」と呼びます。
基本的な遷移設定
Section titled “基本的な遷移設定”最も頻繁に使用するのは以下の設定です。
1. 次のシーンID (Next Scene)
Section titled “1. 次のシーンID (Next Scene)”シーン終了後に移動する、次のシーンを指定します。 リストから選択するか、IDを直接入力します。
- 空欄の場合: シーン終了後、プレイヤーは移動せずその場に留まります(「戻る」動作になります)。
2. 次のヒント (Next Hint)
Section titled “2. 次のヒント (Next Hint)”シーン終了後、画面上部に表示されるナビゲーションメッセージを更新できます。 プレイヤーに次の目的地を知らせるのに便利です。 (例:「次は神社の裏へ向かえ」「駅前で誰かを探そう」)
コラム: 「次のシーンID」と「開始条件」の使い分け
Section titled “コラム: 「次のシーンID」と「開始条件」の使い分け”シーンを繋ぐ方法は大きく分けて2つあります。状況に応じて使い分けましょう。
A. 「次のシーンID」を使う場合 (直結)
Section titled “A. 「次のシーンID」を使う場合 (直結)”「この会話の直後に、必ずこのシーンを見せたい」 場合に使います。
- 会話のキャッチボール(Aが話した直後にBが話す)
- 選択肢を選んだ直後の反応
- 連続するイベント
この場合、移動先のシーンには「開始条件」を設定する必要はありません(設定しても無視されるか、あるいは二重チェックになります)。
B. 「開始条件」を使う場合 (探索)
Section titled “B. 「開始条件」を使う場合 (探索)”「プレイヤーが自分でその場所に行ったり、選んだりした時に見せたい」 場合に使います。
- マップ上のスポット(近づいたら開始)
- シーンリストから選んで開始するサブイベント
- 「鍵を持っていれば入れる」場所
この場合、前のシーンからの「次のシーンID」による指定は行いません。 前のシーンは単に終了し、プレイヤーは自由行動に戻ります。その後、条件を満たしたシーンが自動的(または選択可能)に始まります。
応用的なアクション
Section titled “応用的なアクション”ゲームクリア設定
Section titled “ゲームクリア設定”シナリオのエンディングに到達した際に設定します。 「ゲームクリア処理」のチェックボックスをONにすると、以下の項目が設定できます。
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エンディングID: どのエンディングに到達したかを識別するIDです(例:
true_end,normal_end)。 クリア実績の集計に使用されます。 -
クリア時の称号: クリア画面に大きく表示されるキャッチコピーです(例: 「伝説の勇者」「真実を知る者」)。
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クリア後のアクション: 「OK」ボタンを押した後の挙動です。
- トップ画面に戻る: 通常はこちらを使用します。
- 外部URLを開く: Googleフォーム(アンケート)や、クリア特典サイトへ誘導する場合に使用します。