AIを活用したシナリオ制作
AIと一緒にシナリオを作る
Section titled “AIと一緒にシナリオを作る”「物語を書きたいけれど、アイデアがまとまらない」「YAMLを書くのが難しそう」 そんな時は、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを相棒にしてシナリオを作ってみましょう。 アイデア出しからデータ作成まで、AIが強力にサポートしてくれます。
手順 1: AIに仕様を学習させる
Section titled “手順 1: AIに仕様を学習させる”まずはAIに、このゲームのシナリオ仕様(YAML形式)を理解させます。 以下のURL(またはページの内容)をAIのチャットに貼り付けてください。
- 学習させるページ: YAML仕様書
プロンプト例:
今から「GPS小説ゲーム」のシナリオを作ります。 まずは、以下のURLにある開発仕様書(YAML形式)を読んで、仕様を理解してください。 理解したら「OK」とだけ答えてください。
(ここに /create-guide/yaml の本文をコピペ、またはURLを指定)
手順 2: アイデアを壁打ちする
Section titled “手順 2: アイデアを壁打ちする”仕様を理解させたら、AIと相談しながら物語の構想を練ります。 「どんな場所で」「どんな物語にするか」を相談してみましょう。
プロンプト例:
東京都千代田区周辺で、歴史ミステリーのシナリオを作りたいです。 実際の史跡や観光スポットを巡るようなルートを考えてください。 ロケーションの名前と、その場所の緯度経度も調べて教えてください。
手順 3: プロットとフローを決める
Section titled “手順 3: プロットとフローを決める”大枠が決まったら、シーンの流れ(フロー)を決めます。 登場人物や、途中で発生する選択肢、謎解き要素などもここで詰めていきます。
プロンプト例:
ありがとう。ではそのルートで、主人公の「新人刑事」が古地図の謎を解くストーリーにしましょう。
- 東京駅で依頼人と会う
- 神田明神で手がかりを探す(キーワード入力:平将門)
- 最後のスポットで犯人を追いつめる(選択肢)
という流れで、シーン構成を考えてください。
手順 4: YAMLデータを生成する
Section titled “手順 4: YAMLデータを生成する”構成が固まったら、いよいよゲーム用データ(YAML)を出力してもらいます。 仕様書の内容を踏まえて出力するように指示します。
プロンプト例:
この構成で、ゲーム用のYAMLデータを作成してください。 仕様書のフォーマットに従い、meta, characters, locations, scenes をすべて含めてください。 フラグ管理や条件分岐も仕様通りに記述してください。
出力されたYAMLコードをコピーします。
手順 5: エディタに取り込む
Section titled “手順 5: エディタに取り込む”- シナリオエディタを開きます。
- 「インポート/エクスポート」機能(またはコード直接編集)を使って、AIが作ったYAMLを貼り付けます。
- エラーが出なければ読み込み成功です!
手順 6: 素材と演出の仕上げ
Section titled “手順 6: 素材と演出の仕上げ”AIが作った骨組みに、肉付けをしていきます。
- 画像の用意: AI(Nano Bananaなど)に、登場人物の立ち絵や背景画像を生成依頼するのもおすすめです。
- 微調整: エディタ上でセリフを修正したり、演出を強化したりして完成度を高めます。
開発のヒント
Section titled “開発のヒント”現地に行かずにGPSテストをする方法
Section titled “現地に行かずにGPSテストをする方法”開発中、わざわざその場所に行かなくても、ブラウザの機能を使って「その場所にいるフリ」ができます。
Google Chrome / Edge の場合:
- F12キー を押して開発者ツールを開きます。
- 右上の「︙」メニュー > More tools > Sensors を選択します。
- Location の項目で、プリセットを選ぶか、緯度経度を直接入力します。
- これで、ブラウザは「その場所にいる」と認識します。
シーンプレビュー機能
Section titled “シーンプレビュー機能”GPS連動などは一旦置いておいて、会話や演出だけを確認したい場合は、エディタ内のプレビュー機能を活用しましょう。 指定したシーンから即座に再生を開始できるため、実機確認の前に効率よくテストできます。